2016年4月24日日曜日

4月、櫛形山(日帰り)

2016年4月16日(土)

先週末、山梨県南アルプス市にある櫛形山へ行ってきました。

この時期、残雪があったり、雪解けで泥濘があったりするので、山選びが難しいのですが、先週末の櫛形山は、残雪なし、泥濘なしのコンディションでした。

北尾根登山道から登り、裸山の山頂を経て櫛形山を往復し、中尾根登山道から伊奈ヶ湖へ下りるルートです。

櫛形山は、南アルプスの山々の東側に位置しており、標高は2,052m、日本ニ百名山のひとつです。

山頂からの展望はよくないですが、山頂付近の湿地にアヤメが群生しており、田中澄江著の「新・花の百名山」にも選ばれています。

まだアヤメは咲いておりませんでしたが、原生林が美しく、気持ちの良い山歩きができました。


北尾根登山道入り口から登ります

足元は落ち葉で覆われていて少し滑ります

40分くらい歩くとみはらし台が見えてきました

みはらし台

田中澄江登山碑

晴れていれば金峰山から富士山までの展望が広がります

みはらし台から再度登山道に入ります

巨摩高校自然科学部による木の名前が書かれた札があります

櫛形町観光協会による札も見かけます

登り始めから2時間弱でフェンスに覆われたアヤメ平に到着しました

フェンスの中はこんな感じ。アヤメはまだ咲いていません。

アヤメ平の休憩地点に到着

この山のアヤマ群落は山梨県の自然記念物に指定されているそうです

アヤメ平から裸山を目指す道は平坦ですので道を見失わないように歩きます

右上の高みを登りきったところが裸山山頂です

裸山山頂に到着

南アルプス方面の展望がわずかにあり

櫛形山方面

櫛形山の原生林は、やまなしの森林100選のひとつだそうです

平坦で気持ちのよい森林の中を歩きます

幻想的な原生林でした

気持ちのよい道です

櫛形山山頂まであと少し

櫛形山山頂に到着

櫛形山山頂からの展望は南西方面の麓の町が見えるくらいでした

櫛形山山頂から来た道を戻り、分岐から伊奈ヶ湖方面へ下山します

ほこら小屋に到着

ほこら小屋裏手の水場

ほこら小屋の内部。きれいな小屋でした。

標高1,500mくらいまで下りると車道が横切ります

車道を越えて伊奈ヶ湖方面へ下ります

ウッドビレッジ伊奈ヶ湖に到着

車道をあるき北尾根登山道入り口まで戻ります。
なお冬季通行止めのため車でみはらし台までは行けません。
南伊奈ヶ湖

帰り道、櫛形山方面を振り返ります。麓から見ると存在感があります。

櫛形山の地図は、山と高原の地図の「北岳・甲斐駒」の中に記載されています。別図になっているため、他の山々との位置関係がわかりにくいのですが、奈良田湖、奈良田温泉の東側になります。

位置的には北岳よりも塩見岳の方が近いと思いますので、塩見岳を登った時には櫛形山を探してみたいと思います。

最後に、通ったルートのメモと地図。
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北尾根登山道入り口 10:51
みはらし台 11:29
アヤメ平 12:48
裸山山頂 13:11
櫛形山山頂 14:05

北尾根登山道入り口~櫛形山山頂
https://goo.gl/OewaBw

櫛形山山頂 14:05
ほこら小屋 14:41
舗装路(標高1,500m地点) 15:25
ウッドビレッジ伊奈ヶ湖 16:08
北尾根登山道入り口 16:26

櫛形山山頂~北尾根登山道入り口
https://goo.gl/XR3EnG






2016年4月14日木曜日

話題のつなぐ鉛筆削り「TSUNAGO」を手に入れました

今回は文具ネタです。今話題の文具について書きます。

手に入れたのは、大阪の中島重久堂というメーカーの「TSUNAGO」という、2本の鉛筆をつなぎ合わせるための鉛筆削りです。

短くなった鉛筆2本をつなぎ合わせて、鉛筆をより永く使うためのものですが、お好みの2種類の鉛筆をつなぎ合わせることで、オリジナル鉛筆を作ることもできます。

なお、通常の鉛筆削りとしては使えません。


中島重久堂「TSUNAGO」
中島重久堂「TSUNAGO」

短い鉛筆を2本用意して、早速使ってみます。
今回使用する鉛筆はこちらの2本。
三菱ユニ(上)が10cm、トンボ8900(下)が12cm程度です。

まずTSUNAGOの1番の穴に鉛筆の後端を入れます

中のリーマーで赤い線まで穴をあけていきます。結構力が要ります。

穴をあけたところ



次にもうひとつの鉛筆の先端をTSUNAGOの2番の穴で削ります
2番の穴で削ったあとに、3番の穴で仕上げるとこんな感じになります

2本の鉛筆のつなぎ目はこんな感じです

きっちりはまりますが、接着には木工用ボンドが必要です

できあがり。三菱ユニとトンボ8900が合体しました。新品よりちょっと長くなりました。

子供たちが使い古した鉛筆を片っ端からつないでみました。
硬筆用など芯の径が太いものは、木が肉薄なためか割れやすいです。

週末に夢中になって何本もの鉛筆を削りましたが、結構指が疲れました。あと鉛筆の芯の削りカスが大量に出るので、新聞紙などを敷いて作業すると良いでしょう。

本体もかなり汚れたので、使用後に分解清掃しました。


「TSUNAGO」を分解したところ

2枚の小さな刃は、2番の穴で使用するもの

最後に、TSUNAGOで好きな鉛筆2本をつなぎ合わせて、オリジナル鉛筆を作ってみましたのでご紹介します。

(TSUNAGO使用例その1)色えんぴつの朱色と緑色をつなぎあわせて「赤緑鉛筆」を作ってみました。

(TSUNAGO使用例その2)パイロットのフリクションいろえんぴつで赤青鉛筆を作ってみました。
別途フリクション消しゴムが必要という…。


「TSUNAGO」は、扶桑社の文房具屋さん大賞2016に選ばれて話題になっているためか、品薄なのかもしれません。

私は東急ハンズにて、1,500円+税で購入しましたが、2016年4月14日現在、Amazonや楽天では定価より高い値段で販売されているため注意が必要です。