2016年6月27日月曜日

6月、高麗駅~日和田山~白石峠~笠山~小川町駅(日帰り)

2016年6月25日(土)

この時期は日が長いので、日帰りでロングコースを歩く計画を立てました。

スタート地点は西武秩父線の高麗駅、ゴールは東武東上線の小川町駅に設定し、外秩父山地を南から北へ弧を描くように縦走します。

高麗駅から歩き始めて目の前の日和田山を登った後は、物見山~スカリ山~越上(おがみ)山を経て、顔振峠まで行き、そこから白石峠までは関東ふれあいの道にも指定されている、奥武蔵グリーンラインを歩きます。白石峠からは、剣ヶ峰~堂平山の山頂を経由して笠山を登り、小川町側へ下りて、小川町駅まで車道を歩くルートです。


歩くルートを東側上空から見たイメージ。中央奥に見えるのが秩父盆地。


距離が長いため、エスケープルートも考えておきます。大野峠までの区間は、西武秩父線の駅方面に下りる登山道がいくつもあり問題なさそうです。

白石峠~七重峠~笠山間は、白石車庫へ下りれば、小川町駅行きのバスがあります。最終バスは19時台に1本あります。(平日19:58、休日19:20)

■小川町駅~白石車庫線 路線バス運行時刻表(PDF)のリンク
http://www.new-wing.co.jp/rosen/higashichichibu/info/2015.07.01time.pdf


それでは写真を貼っていきます。(多いです)


出発は西武秩父線の高麗駅

最初に日和田山から登ります

男坂と女坂の分かれ道。男坂を進みます。

こちらの分岐も男坂を進みます

男坂は岩場を通ります

岩場を登りきったところから巾着田方面を見下ろせます

日和田山の山頂に到着

一気に下って

雨上がりのしっとりとした道を進みます

車道にでたところに高指山があります。鉄塔がある山頂には入れません。

車道を物見山方面へ進みます

途中、休憩所があるところから大岳山が見えました

物見山、北向地蔵方面へ進みます

物見山の標柱に到着。一等三角点はこの標柱を右に1分程進んだところにあります。

物見山の一等三角点



北向地蔵を目指して歩きます

車道を横切り登山道に入ります

良い雰囲気の道です

北向地蔵に到着

北向地蔵の先の車道を横切ると五常の滝方面へ延びる登山道がありますが、私は車道を登ってスカリ山を目指しました


車道を500m弱進むと、右手にスカリ山の登山道が現れます。

ヤセ尾根を進み小ピークを越えて10分程度でスカリ山に到着します

スカリ山山頂に到着。鎌北4等三角点(標高434.92m)があります。

スカリ山山頂からのパノラマ写真
スカリ山山頂から10分ちょっと下ると鎌北湖方面、ユガテ・東吾野駅方面の登山路と交わる地点があり、標識にしたがって一本杉峠方面へ進みます。ここがエビガ坂でしょうか。

新緑が気持ちよい道です

15分程で車道にでます

すぐに登山道に入ります。真ん中の顔振峠方面の道を進みます。

登山道に入る度に登り返しがあります

鉄塔をくぐります

名もないピークを何度も登ります

車道と合流するたびに登った分を下ります

車道を越えて再度登山道に入り、越上山を目指します。

右手に越上山の存在を感じながら進みます

越上山頂上へは、右手前に戻るような方向で登山道が延びています。

越上山は最後の方にちょっと岩場があります

越上山(566.5m)山頂に到着

越上山は、山頂近くの岩場に展望があります。

越上山から諏訪神社までの間に、このような看板がありました。

しかし曇ってスカイツリーは見えず

諏訪神社の大きな駐車場に到着

諏訪神社の境内を抜けて顔振峠を目指します

一旦車道に出てからは、顔振峠までずっと車道を歩きます。ピザ・パスタのお店あり。

武甲山と奥武蔵アルプスが良く見えます

途中カフェもありました

顔振茶屋に到着

絶景ですね。ここは車でも来る事ができます。



顔振峠から15分ほど車道を登ると、登山道が現れます。

登っては

車道と合流するたびに下ります

傘杉峠に到着です。ベンチがあります。

傘杉峠の次に目指すのは、花立松ノ峠です。

木の階段を登って

車道に向かって下りたところに花立松ノ峠があります。丸太のベンチあり。

花立松ノ峠から。左が高山不動尊方面、右が黒山方面の車道。左へ進みましたが、関八州見晴台へ通ずる登山道の入り口を見つけることができず、適当な斜面を直登して登山道に出ました。

登山道に手書きの標柱があったので、関八州見晴台方面へ登ります。

登りきったところに絶景があるはず

関八州見晴台まであと少し

関八州見晴台に到着。ガスで展望ゼロ、残念。

関八州見晴台をスルーして飯森峠を目指します

途中に見えた武甲山

飯森峠に到着

飯森山に到着

橅(ブナ)峠に到着

ブナ峠の後も登山道に入っては、車道に出てを繰り返します。

霧が濃くなりましたが、ツツジ山への入り口を無事見つけました。

ツツジ山への道は笹が多かったです

ツツジ山に到着

ツツジ山から富士山が見えるらしいです。曇っていますが、左の斜面が少し見えている気がします。

刈場坂峠に到着。ガスっていて展望ゼロ。



別荘のようなところの裏手の登山道を歩きます

牛立久保に到着

このように一瞬車道に出て

すぐに登山道に入ることを繰り返します。

カバ岳へ向かう途中、大きな岩が現れて

ちょっとした岩場があって楽しいです

車道を通れば楽かもしれませんが、毎回登山道を登って行きます。

倒木をくぐり

カバ岳に到着

カバ岳を下りきったところに大野峠があります

大野峠のベンチで少し休憩してから、高篠峠を目指します。

パラグライダの発着場があり、これから向かう堂平山方面がよく見えました。

丸山方面と白石峠の分かれ道。白石峠を目指します。

一気に標高差70~80mくらい下ります。

車道に出てからはだらだらと下ります

高篠峠に到着。秩父市、横瀬町、ときがわ町が交わるところです。

川木沢ノ頭によらずに車道を下り続けて、白石峠に到着。

剣ヶ峰へ向かいます。もちろん登山道を歩きます。

小ピークを登って下りると砂利の車道にでます。渡ってすぐのところに登山道が続いていますが、草藪に隠れて見落としそうです。

草薮に隠れた剣ヶ峰へ続く登山道を登ります。

剣ヶ峰山頂には鉄塔がありフェンスで囲われています。

剱峯大神と書かれた石碑がありました。

山頂を越えたらすぐに急な斜面を下ります

車道にでます。パラグライダーの発進地付近です。

車道を進み

脇に登山道があればそちらを選びます。

登ったところに鉄塔と東京大学地震研究所がありました。

また下り、車道に出ます。

車道の脇に登山道があればそちらを選びます。

よく見ると登山道ですらないという...

登ってもフェンスに囲われた建造物があるだけなのですが

それでも車道では無い道を選び続けます

もう少しで堂平山というところ

堂平山に到着

歩いてきた方面を振り返ります。下界は雲に覆われています。

次は最後のピーク笠山を目指します。(この時点では笹山にも寄るつもりでしたが、見過ごしてしまい、結果的に笠山が最後のピークになりました。)

堂平山のパラグライダー発進地から見える両神山

七重峠でしょうか。車道にでました。

笠山へは道路を渡った先のガードレールの脇を下ります。

山頂が雲で隠れている笠山。立派な山容です。

17時を過ぎて薄暗くなってきましたが、右の登山道に入ります。

最後の登り

笠山山頂(837m)に到着

笠山山頂(842m)は左と書かれています。

笠山神社に到着。たしかにこちらの方が標高は高いかもしれません。

スカイツリーの看板がありました。またしても曇って見えず。

この急な階段を下ります。苔で滑るので、本当に危険。

山頂から40分程歩いて舗装路に出ました。ここからは車道歩きです。

左が堂平山で右が笠山でしょうか。笠山の下りはなかなかキツかったです。

このルートはとにかく長く、アップダウンが多かったです。地図に記載されているピークと峠の数だけでも相当な数になります。

とくに関東ふれあいの道の区間は、車道と登山道が近すぎて頻繁に合流します。そのため、登山道に入る度に登り、車道と合流するたびに下る・・・ということを何度も何度も繰り返します。

登山道は車道よりもアップダウンが多いので、この区間は、登山道を歩いた人と車道を歩いた人とでは、印象が異なってくると思います。私は登山道をメインで歩きました。

今回のルートでは、物見山の一等三角点と堂平山の一等三角点の二つを踏める点も魅力ですが、私は堂平山の一等三角点を踏み忘れてしまいました。それだけが心残りです・・・。


最後に、通ったルートのメモと地図。
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2016年6月25日(土)


高麗駅 6:43
日和田山 7:23
高指山 7:35
物見山 7:56
北向地蔵 8:23
スカリ山 8:42
越上山 9:57
諏訪神社 10:18
顔振峠 10:34
傘杉峠 11:07
花立松ノ峠 11:39
関八州見晴台 12:02
飯森峠 12:38 飯森山 12:43
ブナ峠 12:57
ツツジ山 13:37
刈場坂峠 13:44
カバ岳 14:29
大野峠 14:44
高篠峠 15:22
白石峠 15:42
剣ヶ峰 15:58
堂平山 16:20
七重峠 16:58
笠山 17:17
笠山神社下社 17:56
小川町駅 20:08

高麗駅~日和田山~白石峠~笠山~小川町駅
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