2014年6月23日月曜日

5月、雁坂峠(日帰り、ピストン)

2014年5月31日(土)

先月末に日帰りで雁坂峠に行ってきました。このブログに何度も登場している友人Iと、共通の友人で登山初心者のMの三人で行く予定でしたが、直前でMが行けなくなったので、結局Iと二人で行くことになりました。

初心者向けのつもりで選んだ日帰りピストンのルートでしたが、暑さもあり、ちょっとバテました。

スタート地点は広瀬湖沿いで、国道140号線にある道の駅みとみです。塩山駅から西沢渓谷行きのバスに乗ると、終点西沢渓谷のすぐ手前に道の駅みとみがあります。大きな駐車場があるため、雁坂嶺や甲武信ヶ岳などの奥秩父主脈の山々や西沢渓谷や乾徳山方面を目指す拠点としては、良いところです。

塩山駅の始発バスで目指す場合、道の駅みとみ到着は9:30頃になります。帰りの最終バスは塩山駅行きが15:40発、山梨市駅行きが16:25発です。

今回、より遅い山梨市駅行きを選びましたが、それでも行動可能時間は7時間弱です。往復のコースタイムが6時間10分なので、支度や休憩時間を考えるとちょっと忙しい計画だったかもしれません。

さて、スタートの道の駅みとみから登山道までは一時間くらい舗装路を歩く必要があります。舗装路歩きが長いので不人気なのか、好天にもかかわらず、登山客は多くありませんでした。

しかしこのルートは、ただの登山道ではなく、驚いたことに、かつての国道なのです。今でこそ国道140号線に雁坂トンネルが開通したおかげで、埼玉と山梨の車での往来が容易になりましたが、トンネルができる前までは、雁坂峠を越えるための車道がつながっておらず、登山道が国道の一部だったそうです。



スタート地点は道の駅みとみ

一時間くらい舗装路を歩きます。

沓切沢橋で舗装路は終わり。

新緑が美しいです。

かつての国道140号線です。

最後は傾斜がきつめで、日陰がなく、暑くてバテました。

日本三大峠 雁坂峠に到着。後ろは雁坂嶺方面。

こちらは水晶山方面。霞んでなければ富士山が見えるはず。

国師ヶ岳方面
峠で昼食して、すぐ下山です。


帰りはC.T.どおりでした。やはりちょっと忙しいかったです。

新緑に癒された山歩きでした。時間があれば、秩父側へ抜けたり、奥秩父主脈の稜線歩きをするも良いですね。

今月はじめに塩山駅から大弛峠までのバスが開通したとのことですので、大弛峠~甲武信ヶ岳~雁坂峠というルートも歩いてみたいです。


最後に、通ったルートのメモと地図。
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2014年5月31日(土)

9:46 道の駅みとみ
10:42 沓切沢橋
11:43 井戸ノ沢
12:34 雁坂峠(40分休憩)
13:51 井戸ノ沢
14:45 沓切沢橋
15:50 道の駅みとみ

道の駅みとみ~雁坂峠
https://goo.gl/oh528b

雁坂峠~道の駅みとみ
https://goo.gl/jvITzp


2014年6月22日日曜日

4月、大菩薩嶺(子連れ)

2014年4月26日(土)

時間が経ってしまいましたが、4月末に7歳と5歳の娘を連れて、大菩薩嶺に行ったときの事を記します。子供たちにとっては、昨年の筑波山に続く2座目の百名山です。

自宅のさいたま市から登山口がある甲州市の上日川峠までは車で向かいました。国道463号、16号、20号を使って、高尾を目指し、大垂水峠を越えて、神奈川県に入ります。旅情をそそるのが小原宿あたり。その後、相模湖畔の山道のように曲がりくねった道を過ぎると、上野原のあたりから走りやすい道が続きます。・・・つまり一般道で行きました。(笑)

上日川峠(標高1,580m)に車を停めて、山歩き開始です。福ちゃん荘の先の分岐では唐松尾根方面のルートを選びます。登りきったところに、ビューポイントの雷岩があります。天気が良ければ富士山も良く見えますが、今回は霞んでいて見えませんでした。

ここから林の中へ進むと、少し奥まったところに大菩薩嶺(2056.9m)があります。雷岩から10分程度のところです。しかし大菩薩嶺は展望が良くないので、三角点を踏むためだけに往復します。

雷岩に戻ってきてからは、大菩薩峠(1,900m)方面へ、気持ちの良い尾根道を下ります。大菩薩峠に着いてからは、介山荘でアイスを食べるなど、しばしの休憩をとり、往きとは違う道で福ちゃん荘を目指します。福ちゃん荘から上日川峠までは往きと同じ道になります。

今回のルートはメジャー中のメジャーな周回ルートです。都心から近い割には登り始めの標高がそこそこ高く、手軽に2,000m級の山歩きを楽しむことができるので、子連れのルートとしては最適です。ちなみに周回に要した時間は、休憩も込みで5時間半強くらいでした。

今回、大菩薩嶺付近の残雪が多く、凍っていて滑りやすい状況でしたが、道が平坦ですので、軽アイゼンをつけている人を見かけませんでした。丸川峠方面に抜ける場合など、北側の斜面に出る場合は軽アイゼンが必要のようでした。


福ちゃん荘に到着

ところどころに残雪があります。

雷岩までもう少し

雷岩に到着。富士山は霞んで見えず。

大菩薩嶺方面は残雪多めでした。

大菩薩嶺に到着。



大菩薩峠方面への稜線歩き

車で帰る途中、標高900mあたりで桜が満開でした。



最後に、通ったルートのメモと地図。
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2014年4月26日(土)

8:44 上日川峠
9:18 福ちゃん荘
11:11 雷岩
11:45 大菩薩嶺
12:33 賽ノ河原
13:00 大菩薩峠
14:03 福ちゃん荘
14:23 上日川峠

上日川峠~雷岩
https://goo.gl/LA6opn


雷岩~上日川峠
https://goo.gl/Gt3Meg