2013年8月20日火曜日

ガソリンストーブ2(中国製、BL100-T4のレポート)

中国のBulin(歩林)というメーカーのガソリンストーブ、BL100-T4を手に入れましたのでレポートします。

※以前、下記リンクにてBulin版ストームクッカー、BL100-Q1のレポートも書きましたので、あわせてご覧ください。


BL100-T4は、分離型でマルチフューエル対応、ガスカートリッジ(OD缶)も使用可能なモデルです。

Amazon.co.jpで購入。価格は2013年8月19日時点で5,980円でした。



他のメーカーのもので、マルチフューエル対応且つガスカートリッジまで使えるものは、プリムスのMultiFuel EX、OmniFuel、OmniLite Ti、MSRのWhisperlite universal、トランギアのMultifuel Burner X2(プリムス製)があります。いずれも現在、日本国内では正規取り扱いがありません。

(これらのストーブが日本国内で販売されない理由はわかりませんが、事故が発生しやすいなどのリスクがあるかもしれません。取り扱いは自己責任でお願いいたします。)



BL100-T4

箱を開けるとこんな感じ

ボトルキャップやガス(OD缶)用アダプタ、Oリングなどの交換用部品とメンテナンスツールが付属。丸いメッシュの部品は何に使うのか不明です。


燃料ボトルは付属のものを使用した方が良いと思います。MSRの燃料ボトルで試しましたが、ネジピッチは同じように見えますが、ねじ山の深さとか、ねじ部分の長さ、テーパーが微妙に違っていたりして、締め付けの際の抵抗が違いましたので多分合わないのだと思います。

付属されている交換用ジェットですが、「35」という数字が刻印されています。おそらく0.35mmということでしょう。てっきりガソリン用と灯油用の2種類が用意されているのかと思いましたが、本体に装着済みのものも「35」でしたので全く同じもののようです。あくまでも消耗品として、付属してくれているのでしょうか?そうだとしたら親切ですね。(部品単体の購入は難しそうですし...)

メンテナンスツールの見た目はプリムスのものに似ています(サイズは違うかも)。ボックスレンチが8mmでジェット交換用、それ以外に10mmと8mmのスパナ、クリーニング用のニードルがついています。ちなみに本体底の六角袋ナットが10mm、ホースの継ぎ手部分が8mmです。

ポンプとホース、あるいはガス用アダプタとホースを繋ぐ際に、ホースの継ぎ手をこのツールか8mmのスパナで締め付ける必要があるため、常にいずれかを携行しておく必要があります。

(分離型ストーブは燃料漏れの事故が怖いので、継ぎ手の締めつけや、Oリングの破損有無の確認を怠らないようにしたいです。)

燃料は、ガス(OD缶)、ホワイトガソリン、灯油が問題無く使えることを確認しました。灯油はプレヒート時に煤が付きやすいですが、出力が上がってくると、完全燃焼してくれました。

いずれの燃料でも燃焼音は轟音でした。iPhoneアプリの騒音計で間近で測ったら92dBでした。燃焼前の音(屋外)が60dBくらい。同条件でコールマンのフェザーストーブを燃焼させた時の音が74dB程度でしたので、比べるとかなり大きな音だということがわかります。


灯油を使っているところ

灯油を使った後。結構煤が付きます。


重さは実測で、本体+ホースが336g、ポンプが98g、燃料ボトル(フタ無し)
112g、フタ13g、メンテナンスツール43g、ガスアダプタ33g
収納袋50g、Oリング等の予備部品が10gです。

五徳の雰囲気は、オプティマスNovaみたいですが、ストーブ全体のサイズはNovaよりも一回り大きいと思います。

五徳にはなんとかシェラカップが乗ります。

収納袋に入れない状態では、エバニューチタンクッカー深型にぎりぎり収まります。

付属の収納袋に入れる場合は、エバニューチタンクッカー深型Lくらいの大きさが必要です。


ヒートパイプが太めで、バーナーのほぼ真上を横切っています。プレヒート時に燃料バルブを開きますが、ヒートパイプの取り回しの関係か、燃料が染み出てくるまで、ややタイムラグがあるような気がします。プレヒート時には、燃料を出し過ぎないように注意する必要があります。(ノズル部分から燃料が染み出てくるのを良く確認しながら作業した方が良いです。)

ポンピングは燃料を規定量まで入れた状態で、30回以上行った方が良いと思います。

説明書では、常温時のプレヒートがガソリンで3~4分、0℃以下の場合は6~8分、灯油はプラス2分必要と書いてあります。

説明書は中国語しかありません。メーカーHPからダウンロードできるわけでも無いようですので、下記に説明書の画像と中国語の本文をOCRで抜き取ったものを掲載しておきます(正確では無いかもしれません)。翻訳ソフトなど使う際に参考にしていただければと思います。



①油炉分解图
1、下喷盘
2、预热管组件
3、钢丝绳
4、三通螺母
5、吸油棉
6、铆钉
7、分火盘
8、喷嘴
9、通针
10、喷头螺母
11、开关
12、支撑架
13、外壳
14、圆头小螺母

②操作图
图1 灌燃料瓶ー灌到燃料线处为止
图2 连接油泵,不要强拧,避免损坏油泵螺纹。
图3 注意油泵摆放方向。
打开油泵开关,燃料流到喷盘大约5mI,
注意预热油不要放太多,看见吸油棉有潮湿
的感觉即可。温度在5℃以下时,加倍放油(10-15ml)
重要!检查燃料渗漏。如果无渗漏,点燃油炉。
图4 待火焰快要燃尽,再打开油炉开关。如火源已灭,请重新点燃。
常温预热3-4分钟,0℃以下预热时间6-8分钟;煤油预热时间增
加约2分钟。

③操作图
图5 从油泵上旋出软管接头。
注意:请关闭油泵开关!
图6 连接阀门。
图7 连接气罐使用。使用气罐时,
为方便点火,放备用的小网片在分火盘上,待点燃后倒掉网片即可

④操作图
燃料选择:
推荐使用80%无味煤油+20%无铅汽油,可选
无味煤油,无铅汽油。追求最佳燃烧效率,以防止炭化堵塞油路,每750mI油品中可加入
5ml海龙燃油宝(约一瓶盖)。
图8 重要! 确保油泵和燃料瓶在挡风板之外。

⑤燃料的使用
燃料数据:
BL100-T4可以燃烧多种燃料。
建议使用无色汽油,它是此炉具最高质量的燃料,但无色汽油不易
购买。高质量的白油(无铅汽油)能燃烧干净,但在燃料管线及喷嘴中留
有少量的残渣,须经常清洗。无铅的车用汽油,易挥发,并含有添加剂,
比起白油(无铅汽油),在燃料管线及喷嘴中留下的残渣会较多,须更经
常清洗。如不在低温和高海拔处,标准气罐是此炉具的理想燃料。使用
非常方便,环保清洁无烟,而且几乎不需要维护和清理,柴油燃烧起来会产生大量的烟灰,易损坏炉具,不推荐使用。
燃料选择:
推荐使用80%无味煤油+20%无铅汽油,可选无味煤油,无
铅汽油。追求最佳燃烧效率,以防止炭化堵塞油路,每750
mI油品中可加入5ml海龙燃油宝(约一瓶盖)。
把油泵插入燃料瓶:
1
重要!密封圈对于炉具安全操作尤为关键。
在使用炉具前,要确保密封圈情况良好,没有损伤和磨损。
2
逆时针方向拧开燃料瓶盖,拔掉盖子,装上燃料。
重要!不要超过燃料瓶所标的燃料上线,见图1
3
把油泵拧进燃料瓶时,不要强拧,避免损坏油泵螺纹。
4
紧闭油泵控制阀门手柄。
5
抽吸柱塞15-20下,注:如果燃料瓶不满,需要多抽吸几下。例
如:半满时,大约需要40-55下。一般情况下,只需抽吸到有很大
的阻力为止。
6
重要!一定要经常检查燃料渗漏情况,检查密封圈附近的渗漏情况
包括油泵密封圈、燃料管的密封圈、控制阀周围以及抽吸柱塞。如
果发现渗漏,请一定不要使用。参看"故障排除"或送到BULIN经
销商处。

⑥炉具的操作
炉具的操作
预热炉具
炉具必须预热以便正确操作。未充分预热可能会引起操作困难。
1、旋上油泵,打开开关,燃料流到喷盘大约5mI。
2、关闭开关
3、重要!检查燃料渗漏。仔细判断燃料瓶、油泵、燃料管线的渗漏情
况。如果发现渗漏,请不要使用,见故障排除。
4、如果无渗漏,点燃炉具。
5、在炉具周围放一个挡风板。(见图8)
重要!确保油泵和燃料瓶在挡风板之外。


⑦炉具的操作
打开炉具:
1、当已经有小小的火焰时,慢慢打开开关。让预热管有效加热使所有
流向喷嘴的燃料气化。
重要:
■ 如果炉具火熄灭了,请关闭开关,等待炉具冷却。
重复以上的预
热步骤。见”预热炉具”。
■ 如果炉具的火焰不稳并带黄色,请关闭开关,让炉具继续预热直
到点燃小小的火焰。见,”打开炉具”。
■ 如果炉具时断时续地冒出黄色和蓝色的火焰,把开关关小一些直
到炉具出现稳定的蓝光。
2、炉具在使用时,定时抽吸柱塞3-5下,以保持燃料瓶的压力。
燃料瓶最佳压力的建议
较高的燃料瓶压力能增加热量输出并加快沸腾。
较低的燃料瓶压力能减少热量输出并慢慢煮沸。
关闭炉具、拆卸和搬运:
1、关紧开关,由于燃料管线里面有残留的燃料,火焰会继续燃烧
大约1-2分钟。在拆卸前,要等炉具冷却。
2、在火焰熄灭,炉具冷却后,旋开油泵接头。
3、收起炉头支撑架。
4、燃烧时,油泵连接部分朝下,为达到减压效果,将油瓶倒转,让吸油管朝
上,浸不到油。火焰过1-2分钟后慢慢烧尽,再过1-2分钟,
重要!直到听不到出气声再关闭开关。
5、要搬运或贮存燃料瓶,油泵可以留在燃料瓶内。油泵也可以拿掉和燃料
瓶盖放在一起。


⑧炉具的维修保养
喷嘴和燃料管线上的残渣会减少燃料的流出并损害炉具的功能。
喷嘴上的小残渣通常可以用振荡针清理。
更大范围的残渣就需要对喷嘴或燃料管线进行彻底的清理。
快速清理喷嘴
1、关紧控制阀让炉具冷却。
2、上下摇晃炉具,听见“咔嗒、咔嗒(カタカタ)”声说明振荡针正在起作用。
3、重新打开炉具,如果没什么改变,请参看“喷嘴和燃料管线的彻底
清理”
喷嘴和燃料管线的彻底清理
1、折开分火盘。
2、用工具拧下喷嘴。见图8,重要!拧开喷嘴时,不要使预热管弯曲。
3、取下振荡针,用它从上到下清理喷嘴口。
4、用工具拧开三通螺母。见图9。
注:如果不能取下钢丝绳,在燃料管线的肘管里面喷一些普通润滑油,
在取之前,让它浸泡大约15分钟。
5、重新插入钢丝绳。使用短冲程,把钢丝绳在燃料管线里来回推动大约20次。
6、取下钢丝绳、喷嘴和振荡针,把燃料管线的末端插入油泵和燃料瓶。
7、给燃料瓶加压10-15下。
8、完全打开开关,通过燃料管线灌注20-30mI的燃料流到喷盘。
警告;
当冲洗燃料管线时,要远离热源、火花和火焰。冲洗完毕后妥善处理燃料。
10、重新安装炉具。如果炉具的性能仍未改善,请重复步骤4-8。


操作图
图8 
拆开分火盘,用工具拧下喷嘴(逆时针方向),
取出振荡针,用它从下到上清理喷嘴口。


操作图
图9
拧开三通螺母,(逆时针方向)取出钢丝绳。



安全须知
一定要当心!使用本产品有一定的危险,一定要知道这些危险!
为了避免人身伤害,在使用本炉具前,请阅读理解并遵守此说明书中的所有说明和警告。
燃料渗漏是很严重的火灾隐患,会造成严重的伤害,甚至威胁生命!


安全须知:
1.禁止在室内,帐篷内,交通工具或其他封闭区域内点燃或使用。
火焰或一氧化碳中毒可能引起伤害或死亡。
2.把燃料放在燃料瓶里,每次使用前都要检查连接部件密封圈与油泵密封圈,如有
破损,应及时更换。密封圈破损或磨损会导致燃料渗漏。
3.点燃炉具前,再次检查燃料是否溢出或渗漏。如果发现燃料溢出,请把炉具移
到别处。如果发现燃料渗漏,炉具配件可能破裂。请修理或送回到BULIN经销商
处修理。修理或维修后的炉具一定要重新检查燃料是否渗漏。
注意:当气温在零下24℃以下时,密封圈可能变硬和破裂,导致燃料渗漏。
4.只能配BULIN燃料瓶使用。非BULIN燃料瓶将不适合于BULIN泵,导致泵燃料渗漏。
5.点燃或燃烧过程中,严禁将头部或身体置于炉具上方。使衣物或其它易燃材料
远离炉具。
6.当炉具已经点燃或靠近任何火源时,请不要松开制动杆或拆卸炉具、油泵或燃
料瓶。否则会导致燃料渗漏。
7.请不要让锅具干烧。
8.禁止将过重或过大的锅具放置在炉具上。本炉具的最大承重为10kg,最大炊
具直径为26cm。
9.对于正在燃烧的炉具或仍有热度的炉具必须有人看管,未成年人严禁使用。
10.禁止以本规程所未描述的其它方式使用本炉具。禁止对炉具进行更改或使用
非原配件,禁止对本规程示涉及的部件进行拆卸。


油泵操作
油泵维修保养:
见油泵分解图确认油泵部件
警告;
一定要检查燃料渗漏,尤其是在炉具或油泵维修以及更换密封圈后,
检查附近的渗漏,包括油泵密封圈、燃料管线的连接、开关周围和泵
体内(倒放可看到是否渗漏)。如发现燃料渗漏,请马上修理,如维
修不了,请送回到购买步林经销处。
检查和更换密封圈、燃料管密封圈、开关密封圈:
1、用工具松开防松铜螺母。(图28)
2、松开并取下开关。(图27)
3、检查,如有磨损请更换密封圈。
油泵密封圈:
1、油泵密封圈(图30)包围着泵体。
2、取下油泵密封圈。
3、如有磨损,请更换油泵密封圈,确保油泵密封圈放入泵体
凹槽上。


润滑活塞环○型圈:
1、逆时针方向旋开打气筒盖。
(图21)
2、拉出活塞。(图26)
3、把润滑油涂在活塞○型圈。(图25)
4、重新插入,顺时针方向把气筒盖旋进泵体。
软管接头○型圈:
1、用工具松开防松铜螺母。
2、松开并取下接头。(图39)
3、检查,如有磨损请更换密封圈。

故障排除
清理止回阀:
如果炉具不能保持压力,那么可能是止回阀不能起作用。
1、逆时针方向转动止回阀,取下止回阀组件。
2、从封密封圈和空腔处检查有无残渣。
3、重新插入止回阀组件。


故障排除:
问题:
燃料渗漏
在油泵和燃料瓶的连接处
在油泵密封圈和燃料管线的连接处
在开关上
在油泵柱塞室里


原因:
油泵密封圈损坏或缺失
燃料管密封圈损坏或缺失
开关密封圈损坏或缺失
止回阀阻塞


解决方法:
更换油泵密封圈
更换燃料管密封圈
更换开关密封圈
清理止回阀空腔


性能不良
不稳定的黄色火焰
油泵不能使燃料瓶增压
柱塞很难抽吸
火焰暗淡
沸腾缓慢
外焰暗淡


原因:
预热不当或压力不够
泵杯干燥
泵杯干燥
燃料瓶压力过低
喷嘴或燃料管线阻塞
空气流动不足


解决方法:
重新预热炉具或加压
润滑泵杯
润滑泵杯
抽吸柱塞
清理喷嘴或燃料管线
稍稍打开挡风板

品质保证
BULlN炉具有限质保期为3年,
如果本产品在使用期限内出现故障,
请联系购买处的BULlN经销商。
BULlN将免费预以修理或更换。
但由于使用不当,
擅自进行产品改造所造成事故与质量问题的修理不在本担保协议范围之内,
但应客户的要求,我们可以对这些故障予以修理,但需收取适当的费用。
本保证仅适用于原始购买用户,且需要有购买凭证。



2013年8月16日金曜日

ガソリンストーブ1(はじめに)

ガソリンストーブ(バーナー、コンロ)について、何回かに分けて書きたいと思います。
(過去にアルコールストーブなどについても書きました。「ストーブ関連」というタグを作りましたので、そちらもご覧いただければと思います。)

私はここ20年くらい、ガスカートリッジタイプのストーブをメインで使ってきました。ガスは取り扱いが容易なことと、ストーブ本体が軽量なことが主な理由ですが、本体価格が安いことも購入の決め手になったと思います。

最近になって、いくつかのガソリンストーブを手に入れたのですが、手に入れてみてはっきりわかったことがあります。「ガソリンストーブは面白い」のです。

ガソリンストーブは、液体の燃料を噴出させるためにポンピングやプレヒートという作業を行いますが、プレヒートに関しては、「儀式」と形容されることがあるように、「面倒」の一言では片付けられない呪術的な何かがあります(笑)。最大出力に達するまでには少々の時間と手間がかかり、慣れや勘も必要だったりします。もちろん危険も伴いますので、上手にコントロールできた時に満足感を得られるのだと思います。

またメーカーや形式、年式によって取り扱い方法が異なるため、自分の好みに合うストーブを探す楽しみもあるかと思います。趣味性の強い道具であるがゆえに、気に入ったものに出会うことこそが重要であって、検討にあたり、実用面のメリット・デメリットというのはあまり気にしない方が良いのかもしれません(笑)

検討段階ですぐに気がつくと思いますが、実は「万能なガソリンストーブなど無い」のです。

・燃料の種類が選べたり、選べなかったり
・煤がつきにくかったり、つきやすかったり
・メンテナンスがしやすかったり、しにくかったり
・消耗品パーツが手に入りやすかったり、入りにくかったり
・火力調整ができたり、できなかったり
・燃焼音がちょっとうるさかったり、かなりうるさかったり
・重量がちょっと重かったり、かなり重かったり
・日本国内で正規販売されていたり、されていなかったり

などなど。

重量が軽くて、燃焼音が静か、プレヒートは不要で取り扱いは簡単。火力調整が自由にできて、当然とろ火での調理が可能。灯油が使えて経済的、おまけに煤がつきにくい。構造はシンプルで故障しにくく、メンテナンスがしやすい。消耗部品だって手に入れやすい・・・なんてストーブは今も昔も存在しないのです!(あっても逆につまらない?)

各々のガソリンストーブの問題はさておき、ガソリンや灯油を燃料に使うことのメリットを下記に挙げておきます。

・燃料調達がしやすい。
・燃料代が安い。
・低温でも使用可能。

多分このようなメリットを享受したいがために、様々なガソリンストーブが存在してきたのだと思いますが、最近、廃れてきている気がして残念です。(製造中止になってしまったものも多いです。)

とにかく「ガソリンストーブは面白い」のです。非常用にもなりますしね。使ってみてはいかがでしょうか。

右は現行のオプティマス社製ガソリンストーブ「123Rスベア」(風防をとったところ)
左はその原型とも言える1920年代製の灯油ストーブ「プリムス96」

箱型ストーブの代表「オプティマス8R」

元々は軍事用だったコールマンの小型ガソリンストーブ
左が、GIポケットストーブ530(1946年製)
中央、ピーク1ストーブ400A(1984年製)
右は、現行のフェザーストーブ442-726J

1970年代に分離型ストーブを世に送り出したMSR。分離型は現在のガソリンストーブの主流になっています。写真は、ホワイトガソリン専用で軽量な「シマーライト」